もう、一生触れられないと思っていた
もう少しだけ、抱きしめさせてくれ……
(あらすじ)
あなたは華族の子女でありながら文学に傾倒し、詩人になることを夢見る女性。
ある日自分が投降した雑誌を探しに、ひとり本屋で赴いた先で詩人の彼と出会う。
同じ詩を志す者としてだんだんと距離を縮めるあなたと彼。
しかし、平民である彼と、華族であるあなたと彼の間には超えることのできない壁があった。
彼と距離を縮めるあなたに、結婚の話が来て――。