待望のメジャー初となるアルバムが完成。ジャジーなピアノが印象的な1曲目“雨上がりの朝”のインストからくっきりとクォリティーの高さを感じて、ラストの“鈍色の季節”には痺れちゃって思わず涙。全曲のソングライティングをこなすヴォーカル、田中潤のメロディーセンスの良さ、バンド演奏の堅実さを実感。シュガー・ベイブ、はっぴいえんどの生まれ変わりのような、ユニークな個性が光る一枚。